非常勤スタッフ

2017年10月入所
大学卒業後、地方自治体に公務員として就職。公認会計士試験合格後、大手監査法人に入所。2011年に夫の海外駐在帯同のため退職。帰国後、みかさ監査法人で非常勤スタッフとして勤務。

非常勤として無理なく、かつ充実した働き方ができています。

公認会計士をめざしたきっかけと入所動機について教えてください。

子育て中でも非常勤なら復帰が可能に

学生時代は公認会計士とはまるで接点がなく、卒業後は地方自治体で働いていました。そんな私が公認会計士をめざそうと思ったのは、スキルアップのための簿記の勉強がきっかけでした。公認会計士の仕事を通し、さまざまな業種の企業を見てみたいと思ったのです。民間企業の最先端のものを取り入れるスピード感などは、私が勤めていた地方自治体とは異なるもの。そうした民間企業を会計の観点から見るのはおもしろそうだと思いました。
夫の海外駐在帯同を機に前職の監査法人を退職。帰国後、もう一度、会計士の仕事に戻りたいという気持ちが芽生えましたが、子どもに手がかかる時期で、フルタイムでの復帰は無理。そこで非常勤の募集を探していたときに出会ったのが、みかさ監査法人でした。面接ではとてもフランクに話ができましたし、直感的に「ここだったらやっていけるんじゃないかな」と感じるところがありました。
非常勤の働き方について教えてください。

勤務日を事前に調整し、繁忙期をメインにお手伝い

この業界は、繁忙期と閑散期で業務量に波があるのが特徴です。私は主に繁忙期のお手伝いをしていて、フルタイムの方たちのように、毎日必ず出勤しているわけではありません。あらかじめこちらの意向を聞いてくれるので、「この時期はどうですか?」「大丈夫です」というようなやりとりの上で、勤務日を決めています。事前に忙しい時期が読めるので、その期間はできるだけ「NO」と言わないように、少しだけ無理をしてでも空けるようにしています。その分、業界の閑散期と子どもの夏休みが重なる7月、8月は、子育てのほうに重点を置くといった形で調整しています。コロナ禍でリモートが増えたことも含め、時間的な融通も利かせてもらえるので、本当にストレスなく仕事ができています。
仕事をしていくうえで大切にしていることは何ですか。

納期の厳守と報告・連絡・相談で信頼を積み上げる

監査の仕事は期限が大事です。非常勤ならばなおのことです。「これだけの業務量をお願いします」と言われたものを1つ1つきちんとこなし、納期は必ず守る。それを積み重ねることが、上司やチーム内の信頼を得るためにも大切だと考えています。また、報告・連絡・相談は必ず行うこと。チーム内のコミュニケーションにも関わってくることなので、特に意識して行っています。
やりがいはどんな時に実感しますか。

問題を乗り越えた達成感が仕事の原動力

監査の仕事はプロジェクトのように1つひとつが完了していくので、そのたびに達成感を味わえるのが魅力であり、やりがいを感じるところです。どのプロジェクトもさらっと終わることはあまりなく(笑)、そのたびにチームのメンバーで協議しながら片づけていきます。最後に提出する監査報告書が、私たちの仕事のいわば「成果」。紙にしてしまえば2~3ページのものですが、そこにはいろいろな問題を乗り越えた末の達成感が詰まっています。チーム全体で共有すると、達成感も割増しに。それが仕事の原動力になっています。
また、監査の作業を通じて、クライアントの会社が抱える問題に触れることができたり、理解できたときは、会計士ならではのやりがいを感じます。「会計の観点から企業のことを見てみたい」というのは公認会計士をめざした動機でもあり、仕事をしていて充実感を味わえます。
今後の目標を教えてください。

会計のプロとして、知識+αの部分に磨きをかけたい

公認会計士という専門職に就いている以上、専門的な知識を日々勉強するのは当然だと考えています。大事なのは、知識にプラスアルファするコミュニケーション。クライアントとの会話の中から、いかに会社の状況を理解するための情報を引き出せるか、そのスキルに一層の磨きをかけていきたいと思っています。
働き方としては、家庭のことにも時間をちゃんと取りつつ仕事ができるのがベストの状態。今はとても働きやすい環境です。ただ、家庭の環境やライフスタイルは毎年変わってくるので、常に現状に合った働き方を模索していきたい。そして、細く長くこの業界で仕事を続けていきたいと思っています。
みかさ監査法人に就職を希望している方へメッセージをお願いします。
みかさ監査法人は非常勤も積極的に採用している法人で、私のほかにも、男性の非常勤スタッフが数名います。風通しが良く、業務時間の融通なども相談しやすいので、「常勤は無理だけれど、スキルを活かして働きたい」という人にはオススメの職場です。
非常勤の働き方は、仕事と自分がやりたいこととのバランスがとりやすく、何に重点を置くかを自分で切り替えられるのがメリットです。そうした働き方を認めてもらう以上、責任を持って、より高いレベルの仕事をめざす意識が求められます。実際、まわりの非常勤スタッフを見ていても「待ち」の姿勢の人はいません。だからこそ、常勤で働くのと同じようにやりがいは大きく、楽しみながら仕事ができています。
非常勤の働き方に興味がある方、ぜひ、みかさ監査法人で新たな一歩を踏み出してみませんか?